やめたいなら徹底的に!病院で禁煙にチャレンジ

どんなにタバコが高くなっても、健康によくないことを知っていてもやめられないのは、あなたがすでにニコチン中毒という病気になっているから。禁煙外来で医療の力で禁煙を頑張ってみませんか。

禁煙外来では健康保険を使った治療を行うことができます。12週間が基本で、その間に5回の診察を受けるのです。
第1回目の診察で、診察やあなたの息の中の一酸化炭素濃度を調べ、ニコチン依存症にかかっているかどうかをチェックします。禁煙開始日を決定し、その日から禁煙補助薬を使えるよう使い方の説明を受けるのです。2回目から5回目の診察では禁煙が進んでいるか・一酸化炭素濃度はどうなったか・補助薬の効果や副作用がないかどうかを調べます。5回の診察を通じて、体調も変わってくるでしょうし、自信も付いてくるはずです。

ニコチン中毒にかかっている場合、タバコをやめてニコチン切れになると離脱症状が現れます。怒りっぽくなったり頭が働かなかったり、めまいや眠気を感じる方もいます。頭痛や便秘などの症状が体に現れることもあります。
このような症状が出てくると禁煙が難しくなりますし、それに打ち勝てたとしても仕事や日々の生活を送るのが困難になってしまいます。

離脱症状を現れにくくするためにもおすすめなのが禁煙補助薬なのです。ニコチンを含まない飲み薬・ニコチンパッチなどであれば保険の適用が可能です。口寂しさを紛らわせる効果もあるニコチンガムは保険適用がないためご注意ください。薬局で購入出来るものもありますが、タバコをやめるというのはかなりの頑張りが必要です。自分ひとりで行なうとなると挫折する可能性が高そうと思うのなら、お医者さんと一緒に頑張ってみませんか。